ALSのサイキッカーとの出会い

ALSとは、脳や末梢神経からの命令を筋肉に伝える運動ニューロン(運動神経細胞)が侵される病気で、難病の一つに指定されている。私はこの病気を患っているサイキッカーと出会うことになった。彼女は電動車椅子に乗っていて、ひどく不自由な生活を送っているように見えた。

 

彼女は子供の頃からガイドの声が聞こえるらしく、医療気功士でもあることから自分のクライアントをサイキックリーディングして気功を送って治療を行っているということだった。ここで、少しガイドについての解説をしておきたい。ガイドとは日本で言う守護霊のことで、その人間の魂と共にあり助けたり指導したりしながら成長を促していく存在である。

 

日本では、守護霊を主護霊、指導霊、支配霊の三つに区分してその役割を説明するのだが、アメリカではマスターガイドとヘルプガイドとの二つに区分している。主護霊はまさにマスターガイドのことであるが、指導霊、支配霊はヘルプガイド一つでまとめられてしまう。実はここのところの区分が重要で、いわゆるサイキックリーディング時に誰が何を言っているかをサイキッカー自体がしっかり理解してなければ、クライアントに対して適切なアドバイスができなくなる。

 

指導霊とは、自分の祖先や親族身内または両親といった既になくなる亡くなられた方々の魂が、その人物の魂の成長のためにあらゆるアドバイスを送っている存在だ。また支配霊は、龍神、稲荷といった自然霊系の魂と天狗、弁天といった人霊系の魂の二つに分かれる。自然霊系の魂は優しく自然との調和を求めるところがあることから人間社会でのリーダーとしてはあまり向いてないとされ、人霊系の魂は人垣の中をかいくぐって効率よく生きることができるので人間社会の中ではリーダーあるいはやり手のセールスマンとして活躍することができると言われている。

 

このALSのサイキッカーは、主に指導霊からのメッセージを多くとっていて、それゆえに混乱することも多く、自分と社会とのギャップを常に感じながら生きていかなければならないという運命を背負っているように見えた。人の転生が終わるのは、その人の魂が十分に磨あげられた時に神となった時であるが、得てしてそのような最後の現世において神となる人たちはほとんどが障害者として生まれてくるか障害者になって余生を過ごすかのどちらかのケースが多い。彼女もそのように最後の現世を送る人なのかもしれない。

 

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