念とヒーリング

ヒーリングの時にいつもクライアントに体のどこかに不具合がないか聞いてペンジュラムでチャクラの状態を確認してエネルギーの改善ポイントを特定していく。ほとんどのケースはクライアントの体感している状態とチャクラの状態は一致している。例えば、ルートチャクラが大きくぶれていれば、下半身のどこかに異常を感じているといった具合だ。

 

ところがこのケースの場合にはちょっと違っていた。クライアント本人は頭が痛いというのだが、ペンジュラムはクラウンチャクラが正常に稼働していることを示していて、なんの問題点も見いだせなかった。なので、そのままヒーリングを行うことにした。

 

不思議なことはその直後に起きた。ヒーリングしているとたまにクライアントとシンクロして同じビジョンを見ることがある。だが、これはそれとは違っていて何かが足元から走り去ったのだ。一瞬のことでなにかは分からないが自分の目は何かをキャッチした。そしてそれは玄関から出ていった。

 

ヒーリングが終わってクライアントに何か見ていましたかと聞くと、いやいつも通りでしたと言う。それから、色々話したが答えは見つからず、とりあえず頭の重さもとれたので気のせいにして終わりにして、別れの挨拶をしていいたら、パワーストーンのブレスレットの話になった。そこでハタと気が付いたように、そういえばこの間ブレスレットを修理してあげたのだけど、その持ち主がネガティブな人で他のサイキッカーにもブレスレットそのものに問題があると言われたことを思い出したと。

 

要するに、ネガティブな持ち主のネガティブな念がパワーストーンに乗り移っていて、憑依されやすい体質の人が修理したので、その念が乗り移ったということになり、あの足元から走り去ったものの正体はネガティブな念そのものだったという結論に至った。これもエネルギーの循環の話で、ポジティブエネルギーを勢いよく入れるとネガティブエネルギーは放出される。

 

ペンジュラムが正常を示しているにも関わらず、クライアントが異常をうったえるのは、まさしくチャクラが正常であってもクライアント本人が憑依を受け入れやすい体質だと、異なったエネルギーが同居してしまうということなのか。一般的にはチャクラが正常に機能していればポジティブなエネルギーが優位に立って、体の不調をうったえる事はないと考えられる。ではなぜ、このようなことが起きるのであろうか、いろいろ考えたのだがなかなか答えが導き出せなかった。

 

そんな時に、2〜3年前に見たアメリカのテレビドラマで「ドレスデンファイル」という現代にいる魔法使いの物語の中に、悪魔を家の中に入れてしまった話があったのを思い出した。それは、とても強い能力を持っている主人公が、恋人が慌てて助けを求めて家の前にきたので思わず入れてしまったのだが、実はそれは悪魔が恋人に化けていたと言う話しだった。本来は強い結界がはられていて、悪魔が入ることができないのだが、自らが招き入れてしまった場合には例外が起きるという話だった。

 

この物語の教訓を今回のケースに当てはめると、自分の意思でネガティブな念を招き入れたという事で、例えばどんなに強力な呪符を家の前に貼っておいても、家の者が悪魔を呼び入れてしまっては役に立たないのと同じで、チャクラが正常に機能していても、自分で負のエネルギーを受け入れてしまってはチャクラ本来の役割を果たすことができない。そのためチャクラは正常だったのだが、体には不快感があったと考えられる。もちろんいずれチャクラも異常を示すことになったのであろうが、まだ憑依して間もなかったので反応が出なかったのだろう。

 

優しさや思いやりは大事であるが、自分にとって害になるものは避けなければならない。それができないのはなぜか。簡単に言えば、自分が「良い子」になろうとしているからだ。巷の話で良くあることだが、あんなに良い人がどうして急に死んだのかしら、良い人だったのに、、、なんてことをよく聞く。そこには何がどのように起きているのか、簡単に言ってしまえば、良い子の周りには悪い子しかいないのだ。自分が良い子だということを証明したいから、悪い子を良くしてあげようなんてことを潜在的に考えている。悪い子は悪魔なのだから近づいてはいけない。良い子になろうとすることはストレスの原因となり、悪い子が良い子を助けてくれるわけがない、結果として寿命が縮むのだから、憑依体質の人は要注意ということだ。

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