マインド系ビジネスの悲哀

「気になることはやった方が良い」「人生は後悔しない方が良い」「私は、何百何千の成功事例を見てきた」なんて話、マインド系のワークショップでは頻繁に出てくるフレーズですよね。

何か自分でやり遂げたという達成感は、誰にでもあると思うですね、例えば、それは自分が試験に受かったとか、子供が生まれたとかなど、色々な時に感じると思う。成功事例の社会的価値は違うけど、その本質は達成感だと感じませんかね。

そういう意味では自分の人生ってすてたもんじゃない。ところが、自分の人生そのものが自分で思っている以上に壮大でロマンにあふれていることに気がついている人が少ない。

いわゆる魂という概念の中にある人の精神世界は無限だが、それを感じ取る人の身体は有限なんですよね。

その限りある身体を人は人生とよぶ、なのでそもそも人生と魂は別なんじゃないかなと。

どんなに悲惨な人生をおくったとしても、それは魂が肉体を持つときの約束。

では、魂が約束したことがすべて履行されるのか?

ここで理解しておきたいことは、宿命と運命は違うと思いたいですね。

宿命とはもって生まれて変えられないもので、運命とは自分の努力で変えられるものということ。

これは自分の経験ですが、小さな頃は母親の家系からの遺伝で気管支炎を毎月のごとく起こしていて学校は休みがちだった。そのため体育の授業は出れなく、学校での勉強もおくれがちだった。高校になって、運動に目覚めてアメリカンフットボールをはじめた。

その時に、自分の小さくてひ弱な身体の限界を知った。

だけど、身体を動かす楽しさをはじめて知る時でもあった。

そこから自分の闘いの日々が始まった。

なんの闘いかって、この自分の弱い身体と心との闘いですよ。

本質的には身体と闘っているのは、魂でしょう。

自分がこの弱い身体と心を選んで生まれてきたのは約束だから宿命として受け入れるけど、だからそれなりの人生をおくれなんてことは一切考えない。

そう、まさしく運命は自分の努力で切り開くもの、他人が与えたスキルは運命を切り開くキッカケ程度のものでしかない。

そうやって築いてきた自分の人生観、けっこう自分では気に入っているんですがね。

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